理系作業療法士のブログ

作業療法をもっとロジカルで分かりやすいものに。

2017年版 おすすめ書籍【ADL、高次脳機能障害、整形外科】

お久しぶりです。

自分でも恐るべき遅筆さを発揮しています^^;

遅くなりましたが、おすすめ書籍の続編です。 

日常生活活動(ADL)

はっきり言って、この分野は異常です。

作業療法士はADLを対象とすると言っている割に、

全くと言っていいほど良書がないんですよね ^^;

良書の定義とか別にないんですけど、

個別の患者さんに対してセラピストが「どうすれば良いのだろう」と悩んだ時に、応えられるものが少ないです。

その中で、個別のケースに使いやすいのはこちらかなと思います。

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https://www.amazon.co.jp/ADL-PT・OTビジュアルテキスト-柴-喜崇/dp/4758107955

評価法についての記載もありますが、

この本はCVA、脊髄損傷など個別の疾患の患者さん向けの記述が優れています。

また、利き手交換の練習方法を載せているのも、私が調べた範囲だとこの本だけでした。(学校や実習で習うかもしれないんですが、本に載っていると、他の人に説明しやすい)

重宝しています。

 

高次脳機能障害

有名どころは一通り持っていますが、イチオシはこちら。

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www.amazon.co.jp

有名どころの本も、言い方は悪いですが少し古くなってきています。

教科書に採用されているような本は、2000年ぐらいの研究結果が反映されていないことが多いです。

例えば、supervisory attentional system(SAS)なんかも、他の本にはあまり載っていないことが多いんですが、こちらの書籍は載せてくれています。

 

整形外科 

整形外科、と一言で言っても色々ですが、骨折に関して広くおすすめできるのはこちら。

骨折の総論や運動療法のポイントなど、非常に分かりやすい。

参考にさせて頂いていることが多いです。

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下肢・体幹の骨折を診るOTはそれほど多くないかもしれませんが、

人間の身体は上肢・下肢・体幹全て必要ですし、思いがけないつながりがあるものです。

下肢の知識が上肢に使えることもあります。

そういう意味で、勉強していることは必要です。

上肢だけならこちら。

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頚椎の疾患について書かれている本って少ないんですが、

この本は詳しく書いてくれているのが非常に嬉しい。

肩、肘、手に関しても、他の本の追随を許さない充実ぶりです。

図解も多いし、生理学のデータに基いて記載されているのも、理屈っぽい私にはめちゃくちゃ嬉しい本です。

 

他にもたくさん良書はあるのですが、絞って紹介しています。

たくさんの本を揃えて読むのも良いですし、一冊の本をじっくり読むのも良いと思います。

色んな学習スタイルがありますので、自分に合ったスタイルで、自分に合った本で勉強して貰えればと思います。

 

 こちらもぜひ参考にしてみてください。

zenryu.hatenablog.jp