理系作業療法士のブログ

整形外科、認知症、内部障害の作業療法を中心に取り組んでいます。OTの仕事や研究について書いていきます。

2017年度版 おすすめ書籍

今年から作業療法士になられた皆様、年数を重ねた皆様、状況はさまざまであるかと思いますが、より良いリハビリを提供したいと思うのは全員共通であると思います。

今回は、勉強していく上で個人的におすすめの書籍をご紹介します。

まずは解剖学、運動学、生理学の書籍をご紹介します。

 

解剖学はこちら。

「プロメテウス解剖学アトラス」

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もはや説明不要かと思います。

毎年安定しておすすめできます。圧倒的にわかりやすい。

この5年、この本だけは全くぶれていません。

詳しいし、絵が美しく、他の書籍の追随を許していません。

学生さんから経験年数を重ねた方まで幅広くおすすめできます。

 

「もっと三次元的にイメージしたいんだ!」という意識の高い方向けに、iOS/Androidアプリ「ヒューマン・アナトミー・アトラス2017エディション」をおすすめします。

 

 

このアプリの良い所は、なんといっても神経だけ、筋肉だけ、血管だけなど個別に表示させたり、特定のものだけ取り除いたりできる点です。

もちろん回転させることもでき、自由にいじることができます。

三次元なので、立体的に理解することができます。

本は二次元ですが、このアプリでは三次元的に理解できるのは非常に便利です。

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また、腹部や頭部の解剖図をCTで見ることができ、CT画像の勉強にも使えます。

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臨床では三次元の理解がものを言いますので、こちらも非常に使えると思います。

買ってからまだそれほど日が経っていませんので、今後もっと使って行こうと思います。

バイススマートフォンで使用しているのですが、ipadぐらいのサイズの方が見やすいと思います。

 

 続いて、生理学はこちら。

リハビリテーション運動生理学」

リハビリテーション運動生理学 | 玉木 彰, 解良 武士 |本 | 通販 | Amazon

運動したら身体の中で何が起きるのか?を知る上で、外せない本だと思います。

運動強度20%の運動をしたとき、内頚動脈の血流は安静時と比べてどうなっているか、イメージできるでしょうか?

安静時の生理学は分かっても、運動時の生理学は意外と知らないことが多かったのですが、安静時と動作時の生理学を整理して理解することができます。

 

運動学はこちら。

「4D-CTで解き明かす関節内運動学」

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この書籍の素晴らしい点は、何と言っても動画で関節運動がDVDで見ることができる点です。

運動学は、理屈がどうのというよりも、現実での動きが全てです。

基本的な関節運動がどのようなものかを理解できます。

それができたら、実際の動きをビデオでも解析機でもいいから撮影して見てみるのが良いと思います。

文章自体は、少し難しいです。

SJFや関節運動についての背景知識が要求される感じもしますので、必要に応じて「筋骨格系のキネシオロジー」などで補って行く必要があるかなとも思います。

筋骨格系のキネシオロジー―カラー版 | Donald A.Neumann, 嶋田 智明, 有馬 慶美 |本 | 通販 | Amazon

 

ADLや高次脳機能障害など、その他の本は、また次回以降書いていきます。